/

香港の李嘉誠氏ら一族、CKアセットの保有比率引き上げ

CKハチソン創業者の李嘉誠氏㊨と息子の李沢鉅氏=AP

【香港=木原雄士】香港の複合企業、長江和記実業(CKハチソンホールディングス)が18日に発表した2020年12月期決算の純利益は291億香港ドル(約4100億円)と、前の期と比べて27%減少した。新型コロナウイルス流行による世界経済低迷やエネルギー価格の下落が響いた。

グループで不動産や航空機リースを手掛ける長江実業集団(CKアセットホールディングス)の純利益は44%減の163億香港ドルだった。

CKアセットは創業者の李嘉誠氏(92)の資産を管理する基金会から英国のインフラ会社の株式など4つの資産を買い取り、自社株買いも実施すると発表した。この結果、李氏一族によるCKアセット株の保有比率は36%から45%に高まる。

香港の大富豪として知られる李嘉誠氏は18年に現役を退き、息子の李沢鉅(ビクター・リー)氏に事業を引き継いだ。引退後も基金会の運営には関わっていたが、一族内で事業の集約を始めた可能性がある。

グループを率いるビクター氏は18日のオンライン会見で「20年上期は特に港湾や小売りがコロナの深刻な打撃を受けたが、下期は改善し始めた」と述べた。

カナダで石油・ガス開発を手掛けるハスキーエナジーの赤字額が拡大し、ドラッグストア「ワトソンズ」もコロナ禍で売り上げが振るわなかった。CKハチソンの調整後EBITDA(利払い・税引き・償却前利益)を地域別にみると、英国を含む欧州が62%を占め、中国本土は8%、香港は5%だった。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン