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IPEF、「具体的な合意に向け努力」 米副大統領

【バンコク=大西智也】ハリス米副大統領は18日、バンコクで開催中のアジア太平洋経済協力会議(APEC)の関連行事で講演し、米国が主導する新経済圏構想「インド太平洋経済枠組み(IPEF)」について「参加国は具体的な合意に向けて努力することを約束している」と述べ、交渉加速に意欲を示した。

IPEFは9月に米ロサンゼルスで開かれた閣僚会合で、14か国が正式な交渉入りで合意している。ハリス氏は「投資家に確実性をもたらし、米国からこの地域への投資をさらに呼び込むことになるだろう」と述べ、具体化作業に期待感を表明した。

ハリス氏はインド太平洋地域で影響力を増す中国を念頭に、ルールに基づく自由貿易の重要性を訴えた。そのうえで「同盟国やパートナー国と協力して国際的なルールと規範を守っていく」と述べた。

ハリス氏は「我々は年単位ではなく、数十年単位で評価される永続的な経済的コミットメントを持っている」と語った。インド太平洋地域では中国の影響力が強まっている中「米国以上に優れた経済的パートナーはいない」と強調し、米国への支持を訴えた。

演説に先立ち、ハリス氏は日本や韓国などとの緊急首脳会合で、18日の北朝鮮によるミサイル発射を強く非難した。国連安保理決議違反だとして「強く非難する」と述べ、地域を不安定化させる行動をやめるよう北朝鮮に求めた。

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