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テンセント、米ユニバーサル・ミュージック株を買い増し

テンセントは米ユニバーサル・ミュージック・グループの株式を買い増す=ロイター

【広州=比奈田悠佑】中国のネット大手、騰訊控股(テンセント)は18日、世界最大の音楽企業、米ユニバーサル・ミュージック・グループ(UMG)の株式10%を追加取得すると発表した。今年3月までに取得していた10%分と合わせ、合計20%を保有することになる。テンセントはエンターテインメント分野の強化を進めており、楽曲や映画など良質なコンテンツの確保を急いでいる。

仏メディア大手のビベンディが持つUMG株を、テンセントの音楽配信子会社、テンセント・ミュージック・エンターテインメント・グループなどが参加する共同事業体が買う。今回の取引は2021年前半までに完了する予定だ。UMGは非上場で、テンセントによると企業価値は300億ユーロ(約3兆8000億円)。単純計算すると株式の10%は3800億円程度となる。

英調査会社MIDiAリサーチによると、UMGはCDや音楽のネット配信サービスを含めた19年の世界の音楽市場で29.8%(販売額ベース)を占め1位だ。UMGはテンセントが持つSNS(交流サイト)や動画配信サービスなどの利用者を取り込む狙いがある。

テンセントは動画の投稿・配信などで「TikTok(ティックトック)」を運営する北京字節跳動科技(バイトダンス)や百度(バイドゥ)系との競争が激化している。欧米の音楽大手などとの協業で音楽や映画の人気作品を確保し、サービスの魅力を高めたい考えだ。

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