「元ファーウェイ」中国オナー、スマホで欧州など再攻勢
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中国のスマートフォンのブランド「オナー」が海外で再攻勢に出る。大手の華為技術(ファーウェイ)から2020年に独立した後、いったんは規模が落ち込んだが、今後は欧州など20カ国で事業拡大を目指す。日本経済新聞の単独取材に応じた趙明・最高経営責任者(CEO)は「5年後には海外での出荷台数が中国を超えるだろう」と語り、海外の需要開拓に力を入れる考えを示した。
「21年以降、当社の海外市場のシェアはほぼゼロに落ち込んだが、今こそ最初からやり直す時だ。今後数年間は拡大を続けられる。年間10億台を超える巨大な(グローバルの)市場に我々は正式に戻ってくる」...