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仏エネ大手トタル、インドの再生エネ企業に2570億円投資

印アダニ系に20%出資

インド各地で太陽光発電所の建設が進んでいる=ロイター

【ムンバイ=早川麗】仏エネルギー大手トタルは18日、インド新興財閥アダニ・グループ傘下の再生可能エネルギー企業に20%出資し、アダニが運営する太陽光発電の資産を50%取得すると発表した。投資額は合計で25億ドル(約2570億円)。インド政府は太陽光など再生エネの拡大を後押ししており、トタルは地場大手と組んで需要を取り込む。

トタルは再生エネ大手の印アダニ・グリーン・エナジーに20%出資し、取締役も派遣する。アダニは太陽光や風力など多数の発電所を運営し、すでに3ギガ(ギガは10億)ワット分が稼働中で、同じく3ギガワット分が建設中だ。さらに8.6ギガワット分の計画があり、2025年までに合計25ギガワットまで発電能力を引き上げる目標だ。

世界で「脱炭素」の流れが強まる中、国際石油資本(メジャー)大手の一角であるトタルも再生エネ事業に力を入れている。20年末で世界で7ギガワットを再生エネで発電しており、25年までにこれを5倍の35ギガワットに引き上げたい考え。

大気汚染が深刻なインドでは政府が再生エネを推進しており、市場の成長余地が大きい。同国全体の再生エネの発電容量は20年10月時点で約90ギガワットと、4年前の2倍近くに増えた。インド政府は22年に227ギガワット、30年に500ギガワットとする野心的な目標を打ち出している。

このため、インドの再生エネには国外から注目が集まっている。20年9月にはオリックスが印再生エネ大手グリーンコ・エナジー・ホールディングスに約9億8000万ドルを出資し、発行済み株式の約20%を取得すると発表した。英石油大手BPは同年12月、再生エネなどに投資するインドの「グリーン・グロース・エクイティ・ファンド」に7000万ドルを拠出した。

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