中国の医薬品販売額、昨年12月4割増 コロナ一因か
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【上海=若杉朋子】厳しい新型コロナウイルス対策を転換した中国で、医薬品類の販売が急増した。2022年12月の医薬品類の売上高は前年同月比で4割増えた。新型コロナ感染者が急増し、解熱剤や風邪薬など治療薬の需要が高まったことが一因とみられる。
中国国家統計局が17日発表した社会消費品小売総額(小売売上高)によると、12月の医薬品類の売上高は39.8%増の858億元(約1兆6000億円)。22年は毎月...

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