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クーパン創業者、韓国法人の役職辞任「海外事業に専念」

キム・ボムソク氏は韓国法人の全役職を辞任した(ニューヨーク証券取引所提供・AP=共同)

【ソウル=細川幸太郎】韓国ネット通販大手のクーパンは17日、創業者であるキム・ボムソク氏(42)が5月31日付で韓国法人の取締役会議長を辞任したと発表した。韓国での全役職を辞し、親会社でニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場する米クーパン・インクの最高経営責任者(CEO)として海外事業に専念するという。

後任の韓国法人取締役会議長は、裁判官出身の姜翰承(カン・ハンスン、52)社長が兼務する。

クーパンは現行、韓国のネット通販事業で売上高のほぼすべてを稼いでおり、3月の米上場で得た資金をもとに海外展開に乗り出す方針を示していた。すでにキム氏の主導で6月1日に日本で試験サービスを始めている。クーパンは「キム氏はグローバル経営に専念する」と説明している。

ただ、韓国内では別の見方も浮上している。証券業界などでは、大企業の経営者に厳しい韓国社会を嫌忌した可能性が取り沙汰されている。

韓国は財閥など大企業に厳しい法律が多く、経営者も訴追の対象となる。労災での死亡事故が発生した場合、経営者に懲役刑を科す可能性のある「重大災害処罰法」が今年1月に成立した。実際にクーパンの物流センターで従業員が死亡するケースが発生しており、同社が対応を迫られている背景などもありそうだ。

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