中国・滴滴の前期、最終赤字1兆円 米上場廃止へ総会
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【北京=多部田俊輔】中国配車アプリ最大手の滴滴出行(ディディ)が16日発表した2021年12月期決算は、最終損益が500億元(約1兆円)の赤字だった。前の期の5倍近くに拡大した。中国当局の規制強化などで運営コストが増加したことが原因とみられる。滴滴は米国上場の廃止に向けて臨時株主総会を5月に開くことも発表した。
売上高は23%増の1738億元。主力の中国事業が20%増の1605億元に増えたことが...
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