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北朝鮮、韓国の原子力機関にサイバー攻撃

北朝鮮による韓国政府機関へのサイバー攻撃が増えている=ロイター

【ソウル=恩地洋介】北朝鮮が5月、韓国原子力研究院を狙ったサイバー攻撃を仕掛けていたことが分かった。北朝鮮の情報工作機関傘下のハッカー組織が、内部のネットワークに侵入した痕跡が確認された。原子力関連技術が北朝鮮に流出した可能性も含め、韓国政府が被害の詳細を調べている。

韓国原子力研究院は、原子力技術の研究開発を担う政府系機関。日本経済新聞に「政府の関係機関が被害の内容を調査中だ」と説明した。

韓国国会の情報委員会に所属する野党「国民の力」の議員が18日、サイバー攻撃の事実を公表した。5月14日に北朝鮮偵察総局の傘下組織である「キムスキー」と推定されるIPアドレスが、原子力研究院のネットワークに接続した。

同議員は「北朝鮮に原子力技術が流出すれば、韓国軍から国防情報が流出した2016年の事件に次ぐハッキング被害となる」と指摘した。韓国軍に対する16年のサイバー攻撃では、米韓両軍が策定した金正恩(キム・ジョンウン)総書記の排除計画「斬首作戦」を含む多数の機密情報が流出したとされる。

韓国メディアによると、文在寅(ムン・ジェイン)政権の外交・安全保障担当者を標的にした北朝鮮のサイバー攻撃が増えている。専門家などを装い、Eメールで添付ファイルを送りつける手口が主に使われている。

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