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豪カンタス航空、全従業員にワクチン義務付け

ジョイスCEOは「ワクチンはロックダウンを終えることができる唯一の手段だ」と強調する=ロイター

【シドニー=松本史】オーストラリアの航空最大手、カンタス航空は18日、すべての従業員に新型コロナウイルスのワクチン接種を義務付ける方針を発表した。客室乗務員やパイロット、空港担当者は11月15日までに、それ以外の従業員には2022年3月末までの接種を求める。

アラン・ジョイス最高経営責任者(CEO)は「ワクチンはロックダウン(都市封鎖)や出入国規制を終えることができる唯一の手段だ」と強調した。従業員がワクチンを接種する時間は有給とみなすなど、各種の措置を導入しているという。

発表に先立ち、カンタスは傘下の格安航空会社(LCC)ジェットスターも含めた従業員の意識調査を実施した。1万2000人が回答し、60%が必要な回数の接種を終え、77%が少なくとも1回の接種を済ませていた。関係者によると、現在は政府による接種に頼っているが、今後この比率を一段と引き上げるために「あらゆる可能性を検討する」としている。

豪州でも感染力の強いインド型(デルタ型)が広がっている。最大都市シドニーでは6月下旬に外出規制が導入され、現在も続いている。カンタスは当面、移動制限が続くとし、今月3日に従業員の1割強に当たる約2500人を2カ月間自宅待機させると発表した。

英オックスフォード大の研究者らがつくる「アワー・ワールド・イン・データ」によると、豪州で必要な回数のワクチン接種を完了した人は16日時点で全人口の21%にとどまり、英国(60%)や米国(50%)に後れを取っている。

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