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中国恒大が幹部処分 グループ投資商品を前倒し償還

警備員が厳戒態勢を敷く中国恒大集団の本社ビル前(13日、広東省深圳市)=ロイター

【広州=比奈田悠佑】中国の不動産大手、中国恒大集団は18日、グループで取り扱っている投資商品の前倒し償還を受けた複数の幹部を処分したと発表した。投資家よりも早く情報を得る幹部の公平性を欠く行為は一段の批判を招きそうだ。

グループ傘下の恒大財富の投資商品に関して、5月1日から9月7日の間に6人の幹部が前倒しで償還を受けていた。償還を取り消し、厳しい処分を下したという。「公平性、公正性を確保し、(すべての人に対し)分け隔て無く振る舞う」とする。

恒大は巨額の債務問題に揺れており、グループで取り扱う投資商品も焦げ付きが懸念されている。中国メディアなどによると12日には広東省深圳市の恒大本社ビルに数百人の投資家らが押し寄せて抗議した。投資商品が期限内に償還されなかったことのほか、グループ幹部が財産保護のために前倒しで償還を受けたとの疑念が広がっていたためとされる。

資金繰りの悪化に苦しむ恒大は、主力事業であるマンションの建設も一部で滞っているもよう。工事停止や投資商品の焦げ付きへの懸念がマンション販売を押し下げ、財務不安を深める悪循環にはまりつつある。

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