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台湾・蔡総統に試練 再任1年、描けぬ「脱・中国」戦略

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【台北=中村裕】台湾の蔡英文(ツァイ・インウェン)総統が2020年1月に再選し、5月に就任してから20日で1年を迎える。中国の統一圧力はこの1年で大きく増し、世界は「台湾有事」を警戒するようになった。ただ台湾は、敵対する中国にむしろ経済的依存を強め「脱中国」戦略を描けずにいる。新型コロナウイルス対策でも綻びを見せ始めた。

当局は19日、新型コロナの感染者を新たに275人確認したと発表した。過去1年で160人ほどだった域内感染者が、最近5日間だけで計1200人を突破。歯止めがかからず、19日からは一斉...

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