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特定技能、ベトナムで初の試験 建設分野で

建設分野の実技試験の様子(23日、ハノイ市)

【ハノイ=大西智也】新しい在留資格「特定技能」のベトナムでの初めての試験が23日、首都ハノイ市内で行われた。建設分野の「鉄筋施工」の職種が対象で24人が受験した。特定技能の制度は2019年4月に創設されたが、ベトナムは日本との運用面での調整に時間がかかり、試験実施が大幅に遅れていた。

特定技能は介護や農業、漁業など人手不足が深刻な14業種に限り、外国人労働者の就労を認める制度だ。ベトナムと日本は19年7月に特定技能の制度に関する覚書を交わし、制度設計の協議を始めた。出入国在留管理庁によると、特定技能で日本に在留する外国人は20年12月末時点で約1万6000人だった。国籍別ではベトナムが全体の6割を占め、日本での技能実習の在留資格からの切り替えが大半だった。

会場で試験を終えたチャン・バン・クアンさん(29)は「試験に合格し、家族を養うために日本で頑張りたい」と力を込めた。合格者は7月にも日本の求人企業と採用手続きを始め、年内にも日本での就労を開始する。

日本政府は当初、制度開始から5年間で最大34万5000人の受け入れを見込んでいた。しかし、外国人の送り出しで最も期待していたベトナムとの交渉の遅れに加え、新型コロナウイルスの流行もあり、当初計画を大幅に下回っている。

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