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テンセント、SNS上で競合へのリンク制限解除

当局方針に対応しサービス開放

テンセントは当局方針に合わせてウィーチャットの機能を変更する

【広州=川上尚志】中国のネットサービス大手、騰訊控股(テンセント)は17日、主力の対話アプリ「微信(ウィーチャット)」内で、競合サービスへのリンクを使えなくしていた制限を解除すると発表した。中国の規制当局がネット大手に対し、利用者を囲い込むことを問題視していることに対応し、サービスの相互開放を進める。

これまではウィーチャットで利用者がメッセージをやり取りする画面の中で、競合サービスに直接移動できるリンクを使えないように一部で制限していた。アリババ集団のネット通販「淘宝(タオバオ)」や、北京字節跳動科技(バイトダンス)が運営する動画投稿アプリの「抖音(ドウイン)」などが対象だった。

17日から順次、ウィーチャットを新しいバージョンに更新することで、リンクの機能制限が解除されるという。複数人のグループでメッセージをやり取りする画面では制限を外すか残すかを利用者の選択制にする。

また、外部リンクに関するクレーム受付の窓口を設け、利用者が不正なリンクを報告できるようにする。テンセントは「過剰な販売促進などのために使われることは防止する」と説明する。

テンセントなど中国のネット大手は長年、競合企業が自社のサービスにアクセスできないようブロックしてきた。ただ中国の規制当局はネット大手に対する監督を強めている。中国メディアによると、中国政府は直近、テンセントやアリババなどのネット大手に対し、リンクの制限を解除するよう指示した。

テンセントは今回の見直しについて「他のネット大手とも協力し、政府の指導に従って、サービスのさらなる相互開放を実現していく」としている。

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