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タイCPフーズ、医療用大麻を食用に 大学と共同開発

大麻研究について覚書を交わすCPフーズとメージョー大学

【バンコク=岸本まりみ】タイの食品大手チャロン・ポカパン(CP)フーズは、同国のメージョー大学と大麻を使った食品などの研究開発で協力する覚書を結んだと発表した。タイでは2019年に政府が医療用大麻を合法化し、今年1月には一定の条件の下、葉や茎など特定部分の商業利用を解禁していた。CPフーズは大学との連携を通じ、健康食品などへの応用を探る。

CPフーズのプラシット最高経営責任者(CEO)は21年末までに大麻を使った加工食品を発売する計画だと話した。「大麻の研究開発には課題が多い。法の枠組みの中で、消費者への安全性を担保する必要がある」として、大学との連携が安全性と品質の確保につながると説明した。

タイのメージョー大学は11年から大麻の栽培方法などについての研究を進めている。同大学のウィーラポン教授は「食品産業で大麻を活用する最良の方法を研究できる」と、CPフーズとの連携に期待を示した。

食品での利用を目指す大麻の葉や茎には、幻覚などを引き起こす成分はほとんど含まれておらず、リラックス効果を期待できる別の成分があるという。

CPフーズはタイ最大財閥CPグループの中核企業の一つ。鶏肉や豚肉のほか、加工食品などを多く生産している。足元ではタイの食品大手が相次いで大麻を使った製品開発に関心を示している。タイのツナ缶最大手タイ・ユニオン・グループのティラポンCEOも9日、大麻を使った製品について「研究中」と言及していた。

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