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タタ財閥、食品ネット通販大手を買収へ 1300億円超

現地報道

食料品をネットで購入する人がインドでも増えている(ニューデリー郊外の食品売り場)=ロイター

【ムンバイ=早川麗】インド最大財閥タタ・グループが、食料品のネット通販大手「ビッグバスケット」の買収で合意したことが17日わかった。地元メディアが同日、一斉に伝えた。タタは900億ルピー(約1300億円)超を投じ、ネット通販運営会社の株式を6割以上取得する見込み。タタが食品のネット通販に参入することで、印財閥リライアンス・インダストリーズなどとの競争が激化しそうだ。

ビッグバスケットは生鮮食品を含む食料品を中心としたネット通販大手。本拠を置く南部ベンガルールやムンバイ、ニューデリーなど約20都市で事業を展開する。米調査会社CBインサイツによると、企業評価額が10億㌦(約1050億円)の「ユニコーン」だ。

運営会社イノベーティブ・リテール・コンセプツには中国のネット大手、アリババ集団などが出資している。タタはアリババなど既存株主の保有株を買い取るもようだ。タタが取得する株は60~68%、買収額も910億~950億ルピーと報道によって幅がある。買収では合意したものの、条件はなお詰めている可能性がある。

日本経済新聞の問い合わせに対し、タタは回答しなかった。

タタ・グループは実店舗のスーパーマーケットや家電量販店を運営するなど小売業も手がける。家電やファッションを中心に扱うネット通販も展開しており、ビッグバスケットの買収で食料品を加え、ネット通販事業の強化を狙うとみられる。

食料品のネット通販はスタートアップ企業がけん引してきたが、リライアンスも20年に食料品のネット通販に参入。大手財閥の豊富な資金力を背景に競争が激しくなりそうだ。

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