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北朝鮮、5月の貿易額9割減 コロナ対策で制限か

中朝間の貿易で大動脈となってきた「中朝友誼橋」(3月、遼寧省丹東市)

【北京=渡辺伸】北朝鮮で対外貿易の苦境が続いている。中国税関総署は18日、中朝間の輸出入額が5月が346万㌦(約3億8千万円)となったと発表した。4月比で89%減となる。北朝鮮が新型コロナウイルス対策で再び輸入を厳しく制限したとみられる。

北朝鮮は貿易の9割以上を対中国が占める。中朝貿易は2020年10月から21年2月はほぼ停止した後、21年3~4月は1000万~3000万ドル台に回復していた。北朝鮮の農業生産の支援のため、中国が肥料などを緊急供給したとみられるが、5月に再び貿易が止まった形だ。19年は毎月2億㌦以上で推移していた。

21年1~5月の輸出入額は5159万㌦。20年同期比で84%減、新型コロナウイルス発生前の19年同期比で95%減った。

北朝鮮は20年1月下旬、新型コロナの流入を防ぐため、中国やロシアとの航空便や鉄道を停止し、海外からの入国を禁じたほか、モノの輸送も厳しく制限した。21年3月には「4月中にも鉄道による貿易が再開される」という情報が関係者の間を出回ったが、「貿易再開の見通しはたたない」と丹東市の商社幹部は話す。

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