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北朝鮮が核実験の準備完了、ICBM燃料注入か 韓国分析

【ソウル=甲原潤之介】韓国情報機関の国家情報院は19日、北朝鮮が核実験の準備をすべて終え、タイミングを計っている段階だとの見方を示した。国会の情報委員会に非公開で報告し、出席議員が記者団に明らかにした。

韓国の聯合ニュースは同日、北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)に燃料を注入する状況を米韓当局が把握したと報じた。20日からのバイデン米大統領の韓国訪問を目前にミサイルの発射準備を終えたとみられ、米韓が警戒を強めている。

北朝鮮は新型コロナウイルスの感染爆発が疑われる環境下でも活発な軍事活動を続けている。域内で発熱者が確認され始めた4月末以降、弾道ミサイルを3回にわたり発射した。短距離弾の連続発射や潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の運用など多様な技術を試した。

核実験については豊渓里(プンゲリ)の実験場で3月から準備する動きがみられていた。地下トンネルの掘削などを進め、2018年に非核化交渉の過程で爆破した施設の復旧を進めたもようだ。韓国軍は北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記が判断すれば実施できる状態になったとみている。

バイデン米大統領と尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領との初の首脳会談は21日にソウルで予定される。韓国大統領府高官は18日、「ICBM発射は差し迫っている」と述べた。

金正恩氏は4月の演説で、軍事基地への攻撃に限定的に使う「戦術核」の配備をにじませる発言をした。戦術核を使うには短距離ミサイルに搭載できる小型の核弾頭が必要になる。北朝鮮は過去6回の核実験で技術を高めたが、戦術核の実用化には追加の核実験が必要との見方が多い。

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