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アリババ、30年までにカーボンゼロ 環境対策を加速

【上海=松田直樹】中国インターネット通販最大手のアリババ集団は17日夜、2030年までに事業活動における温暖化ガスの排出を実質的にゼロにする「カーボンニュートラル」の達成を目指すと公表した。世界的な脱炭素の流れを意識し、60年までに二酸化炭素(CO2)排出量の実質ゼロを目標に掲げる中国政府の方針に対応する。

アリババは20年9月に浙江省杭州市に開設した大規模クラウドデータセンターで、特殊な液体冷却剤の中にサーバーを沈める世界で初めてのシステムを採用。空調に比べ冷却効率を高め、温暖化ガスの排出を抑える取り組みを実践している。

10月にはエネルギー効率を高められる自社開発の半導体チップを発表し、今後はネット通販の包装の軽量化にも本腰を入れる。すでに傘下の金融会社アント・グループも30年のカーボンニュートラルの実現を目標に掲げており、グループ全体で取り組みを加速する。

習近平(シー・ジンピン)国家主席は20年9月の国連総会で、60年までにCO2の排出量実質ゼロの方針を打ち出した。達成に向け、足元では製造業を中心に、工場の稼働制限など厳しい目標を課せられている。

11日にはネット大手の騰訊控股(テンセント)も30年にカーボンニュートラルを目指す方針を公表済みだ。ネット企業に対する政府の統制は続いている。アリババやテンセントはこうした流れを意識し、脱炭素に向けた取り組みを増やしている。

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