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ロシア反体制派ナワリヌイ氏が帰国の途

ロシア当局が拘束を予告した反体制派のナワリヌイ氏(2020年2月)=AP

【モスクワ=共同】昨夏にロシアで毒殺未遂に遭ったロシア反体制派ナワリヌイ氏が17日、療養先のベルリンを出発し帰国の途に就いた。同氏は毒殺未遂はプーチン大統領の命令だと批判し、9月に予定される下院選に向けて政権批判を強める構え。司法当局は同氏を拘束する意向を示している。

ナワリヌイ氏と同じ便に搭乗したメディアの中継によると、同氏は出発直前に妻と共に飛行機に乗り込み、待ち構えた記者団に「全て大丈夫だ。私はロシアに戻る権利がある」と語った。ロシアメディアによると、同氏の便が到着するモスクワの空港には治安部隊が展開し、警戒を強めた。

ナワリヌイ氏は昨年8月、統一地方選を前にシベリアの都市を行脚し、モスクワに戻る機中で昏睡状態に陥り、緊急入院。ベルリンに転送され治療を受けていた。

ナワリヌイ氏は全国で与党「統一ロシア」候補の当選を阻止する選挙運動を展開して一定の成果を上げている。毒殺未遂で知名度が高まった同氏が帰国し、下院選に向け政治活動を活発化させることをプーチン政権は警戒している。

司法当局は昨年末、同氏に対し巨額横領容疑で捜査を開始、過去の事件に関連して指名手配した。

毒殺未遂を巡っては、ドイツやフランスの研究所、化学兵器禁止機関(OPCW)が同氏から猛毒の神経剤ノビチョク系の物質を検出したが、プーチン政権は毒殺未遂の事実関係を認めず、関与も全面否定している。

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