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サムスン、三つ折り有機ELパネル開発 スマホ搭載想定

【ソウル=細川幸太郎】韓国のサムスン電子は17日、三つ折りに畳める有機ELパネルを開発したと発表した。内側と外側にほぼ180度曲げられる2つの折り目を持ち、広げれば画面サイズが約3倍になる。試作品のパネルサイズは、広げた際に7.2インチとした。スマートフォンへの搭載を想定し量産技術を開発する。

サムスン子会社のサムスンディスプレーが開発し、サムスンだけでなく幅広いスマホブランドに採用を持ちかける。サムスンはディスプレーを内製化する強みを生かして2019年に世界に先駆けて二つ折りの「折り畳みスマホ」を発売した。新たに三つ折りのパネルを用意して、画一的なスマホデザインの中で新機軸を打ち出そうとしている。

17日から米国でオンライン方式で開催されるディスプレー産業の展示会で公開する。サムスンは同展示会で、画面を拡張できる巻き取り式の有機ELパネルの試作品も展示。韓国LG電子が1月に公開したものと同じタイプとみられ、スマホ向けに幅広い次世代パネルを用意して顧客開拓を進める考えだ。

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