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フィリピン航空、最終赤字1600億円に拡大 20年12月期

フィリピン航空は法的整理も視野に入れている

【マニラ=志賀優一】航空大手フィリピン航空を傘下に持つPALホールディングスは17日、2020年12月期の最終赤字が718億ペソ(約1640億円)だったと発表した。赤字額は前の期の103億ペソから拡大した。新型コロナウイルスの感染防止のための移動制限により収益が悪化した。フィリピン航空は法的整理も視野に再建を急いでいる。

売上高は前の期比64%減の552億ペソだった。運航や機材整備にかかるコストを46%減らしたものの、旅客の急減を補えなかった。フィリピンでは21年に入り感染が再拡大しており、同日発表した21年1~3月期の最終赤字も約86億ペソだった。

フィリピン航空は法的整理を申請する方針で、近く発表するとみられている。声明では「経営陣と関係者が現在の世界的危機から財務面で強化が図れるよう包括的な再建計画を策定しており最終段階にある」とした。運航は継続する方針を表明している。

航空会社は機材の維持費用など売上高にかかわらず発生する固定費の比率が高い。そのため旅客が減ると損益が一気に悪化する。東南アジアでもタイ国際航空が経営破綻するなど苦戦する航空会社が多い。

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