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米ブラックストーン、中堅不動産SOHO中国を買収へ

SOHO中国の物件(2014年、北京市)=ロイター

【広州=比奈田悠佑】中国で不動産事業を展開するSOHO中国は16日、米投資ファンドのブラックストーンから買収提案を受け、大株主が合意したと発表した。買収額は236億香港ドル(約3300億円)にのぼる。SOHO中国は開発スピードで勝る大手の競合に押されていた。

独禁当局の認可を前提に、ブラックストーンがSOHO中国の発行済み株式の54%超を同社の創業家側から買い取る。SOHO中国の創業家は買収成立後も9%の株式を持つ。

SOHO中国は北京や上海でオフィスや商店の複合ビルを所有し、香港取引所に上場している。シンクタンクの中指研究院によると事業規模や経営の安定性、成長性などを加味した中国の商業不動産企業ランキングで28位に位置する。

1995年創業のSOHO中国は当初、住宅開発をなりわいとしていたが、2000年代半ば以降は商業不動産の開発と販売に転向した。10年代は開発物件を保有し、賃料で稼ぐスタイルへと移行した。ただ新しい物件を次々と仕込む大手に押されていた。20年通期の決算は最終利益が前の期比60%減の5億元と、3期連続の減益だった。

ブラックストーンは近年、中国での不動産事業を積極化している。既に中国で合計600万平方メートルの不動産を所有するという。豊富なマネーを元手にSOHO中国の物件の改装などでてこ入れする。

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