中国の長期金利、過去最低に接近 ゼロコロナで景気懸念
再利下げ観測、資金需要は低迷
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【上海=土居倫之】中国で長期金利の指標となる10年物国債の利回りが、約2年3カ月ぶりの水準に低下(債券価格は上昇)した。新型コロナウイルスの感染再拡大で経済が打撃を受け、利下げ観測が強まったためだ。住宅販売の不振や人口減少といった中長期の構造要因も金利の下げ圧力になる。経済の体温計とも呼ばれる長期金利は、2002年に付けた過去最低水準にじわりと接近している。
中国の長期金利は16日、一時2.62...
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