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中国・韓副首相、ケリー米特使と気候変動問題で協力確認

上海を訪問したケリー米大統領特使=ロイター

【北京=羽田野主、ワシントン=永沢毅】中国共産党の最高指導部である政治局常務委員の韓正副首相は16日、バイデン米政権で気候変動問題を担当するケリー大統領特使とテレビ会議方式で協議し、気候変動問題を巡る連携の重要性を確認した。中国共産党の機関紙、人民日報が17日付の紙面で伝えた。

韓氏は党の序列では7位。3月の米アラスカ州の米中協議では外交担当トップの楊潔篪(ヤン・ジエチー)党政治局員が出席したが、序列は25位以内だった。ワシントンで日米首脳会談が開かれているのとほぼ同じタイミングで最高指導部の一員を登場させることで、対米重視のメッセージを送る狙いがあるとみられる。

韓氏は「米国と気候変動に関する対話と協力を重視している」と強調した。トランプ前政権下で離脱した地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」への復帰を「歓迎する」と表明した。中国側の発表によると、ケリー氏は「気候変動という地球規模の試練に対応するためには、米中の協力が非常に重要だ」と話した。

ケリー氏は15日に訪問先の上海で中国の解振華・気候変動担当特使と会談したもようだ。温暖化ガスの削減目標の強化などを求めたとみられる。

ケリー氏はバイデン政権で初の閣僚級高官の訪中だった。バイデン大統領がこのタイミングでケリー氏を派遣したのは、22、23両日に米国が主催する「気候変動サミット」で中国の協力を取り付けるためだった。中国側は習近平(シー・ジンピン)国家主席の出席の有無を明かしていない。

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