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北朝鮮、16日に短距離ミサイル 「戦術核運用」と主張

(更新)

【ソウル=甲原潤之介】北朝鮮の朝鮮中央通信は17日、「新型戦術誘導兵器」の発射実験に成功したと報じた。「戦術核の運用」を強化する兵器と主張しており、戦術核の実戦配備に向けた段階を一歩進めたものとみられる。韓国軍は同日、北朝鮮による飛翔(ひしょう)体発射を16日午後6時ごろに探知したと発表した。

韓国軍によると、北朝鮮は東部の咸鏡南道・咸興一帯から日本海に向け2発を発射した。高度は25キロメートル、飛行距離は110キロメートルで、最高速度は音速の4倍にあたるマッハ4以下としている。

北朝鮮メディアは今回の実験を「核戦闘武力の一層の強化」に向けた兵器開発の一環と伝えた。短距離ミサイルに核弾頭を積み、戦場で限定的に核を使う戦術核の運用に向けた試射だったとみられる。労働新聞は17日の紙面で、金正恩(キム・ジョンウン)総書記が視察する様子を写真で伝えた。

北朝鮮は、ロシア製の「イスカンデル」の類似型や、米国の地対地ミサイル「ATACMS」に似たものなど複数の短距離ミサイルを保有する。韓国の聯合ニュースは17日、今回のミサイルが複数のミサイルの特徴を備えた改良型だった可能性があるとの見方を報じた。

北朝鮮は核・ミサイル戦力の強化をめざし、2022年に入り短距離から大陸間弾道ミサイル(ICBM)まで多様な種類の弾道ミサイルの発射を繰り返している。米国や日本は核・ミサイル開発の加速について警戒している。

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