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ファーウェイ、自動運転などに毎年1100億円

ファーウェイは17日には北京汽車集団傘下の高級EVブランド「ARCFOX」の新型車に自動運転技術を提供すると発表した(上海市)

【上海=川上尚志】中国通信機器最大手の華為技術(ファーウェイ)は18日、上海市内で自動車関連の製品発表会を開き、2021年以降に毎年10億ドル(約1100億円)を関連分野の研究開発に投じる方針を明らかにした。自動運転技術などを搭載する「スマートカー」に狙いを定め、ソフトウエアや部品を開発して自動車メーカーなどに提供する。米政府の規制を受けて主力のスマートフォン事業が落ち込むなか、自動車関連事業を新たな柱に育てる。

18日の発表会ではレーダーなど自動運転の性能を従来よりも高める5種類の製品を紹介した。スマートカーの体験を向上するシステムでは、車内にいながら音声で自分の写真を撮って知り合いに送信したり、家にある照明や掃除機を操作したりできるという。発表会には中国第一汽車集団、上海蔚来汽車(NIO)、独BMWなど中国内外の自動車メーカー十数社の関係者も参加した。

ファーウェイは17日にも北京汽車集団傘下の高級EV(電気自動車)ブランド「ARCFOX」の新型車に自動運転技術を提供すると正式に発表した。中国の重慶長安汽車や広州汽車集団に対しても自動運転を中心に全面的に協力していくという。

ファーウェイは19年にスマートカー部門を設立し自動車関連事業に正式に参入した。スマートカー部門の研究人員は5000人超で、このうち自動運転技術の関係者が2000人超を占めるという。

ファーウェイが自動車関連事業を強化するのは、主力のスマートフォン事業が米政府による規制強化を受け落ち込んでいることが背景にある。このためファーウェイは自動車に組み込んで使うソフトや部品を新たな主力事業に育てる考えだ。ファーウェイのスマートカー部門トップの王軍総裁は発表会で「スマートカーの変革が急速に進むなか、我々は技術革新を通じて未来を照らしたい」と述べた。

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