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海南航空、航空機の調達費220億円を運転資金に

海南航空は航空機の調達計画を見直す(1月、北京市)

【広州=比奈田悠佑】中国の準大手航空、海南航空は16日、航空機調達に充てる予定だった約14億元(約220億円)を運転資金に転換すると発表した。新型コロナウイルス流行による旅客需要の低迷が続くとみて事業計画を見直す。海南航空を傘下に収める複合企業、海航集団(HNAグループ)は積極的な買収戦略による負担増や香港デモの影響で経営が悪化していた。

数年前に決めていた航空機の導入プロジェクトの一部を撤回する。今回調達を取りやめる具体的な機種や機数は明らかにしていない。

海南航空を中核に据える海航集団は不動産や物流など事業を多角化しながら、借り入れをてこにした海外M&A(合併・買収)を進めて2010年代に急成長した。16年から17年にかけてはドイツ銀行やホテル大手の米ヒルトン・ワールドワイドに出資したこともある。

ただその後、中国の金融当局が海外買収を積極展開してきた企業の財務の脆弱さを問題視し監督を強化、海航集団の拡大路線も行き詰まった。さらに香港デモや新型コロナ流行による旅客減が追い打ちをかけ、今年2月には海南省政府が同社の経営再建に関与する体制が決まっていた。

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