/

台湾・前副総統の陳氏、リトアニアとポーランド訪問へ

【台北=中村裕】台湾の外交部(外務省)は15日、前副総統の陳建仁氏が欧州のリトアニアとポーランドを訪問すると発表した。台湾とリトアニアは、年内にも相互に代表機関の設置を予定するなど、関係強化が急速に進む。(中国大陸と台湾が一つの国に属するという)「一つの中国」政策を唱える中国の強い反発が予想される。

陳氏は、台湾の蔡英文(ツァイ・インウェン)総統の1期目の政権(2016~20年)で、総統に次ぐナンバー2のポストである副総統を務めた。現在は引退し、政治家の職にはない。

陳氏は今回、リトアニア政府の招待に応じ、19~20日に首都ビリニュスで開くフォーラムに出席する。「台湾は民主主義の試金石」と題した講演をする予定という。

ポーランドの財団からも招待を受けた。第2次大戦中にナチス・ドイツが占領下のポーランドに設け、ユダヤ人らを大量殺害したアウシュビッツ強制収容所の関連施設を訪れる。既に台湾を出発し、21日に戻る予定だ。

欧州と台湾は急速に接近している。台湾の呉釗燮・外交部長(外相)は10月、約2年半ぶりに欧州を訪問し、スロバキア、チェコ、ベルギーなどで関係強化を進めた。

11月には、欧州連合(EU)の欧州議会代表団が台湾を初訪問した。4日には蔡総統と会談した。代表団を率いたラファエル・グリュックスマン氏は、蔡氏との会談で「(中国からの圧力を受け続ける)台湾は孤独ではない。欧州は自由、法による支配、人間の尊厳を守るために台湾に寄り添い、立ち上がる」と述べていた。

初割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン