/

金与正氏、米韓合同軍事演習に反発

南北軍事合意の破棄を示唆

(更新)
北朝鮮の金与正朝鮮労働党副部長=AP

【ソウル=恩地洋介】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記の妹、金与正(キム・ヨジョン)朝鮮労働党副部長は16日付の党機関紙「労働新聞」に掲載された談話で、米韓両軍が8日に始めた合同軍事演習を「侵略的な戦争演習だ」と非難した。

金与正氏は米韓合同軍事演習を巡り「南朝鮮当局(韓国)は再び『戦争の3月』を選択した」と反発。韓国との交流事業の停止に言及し「南朝鮮当局の態度と行動を注視し、さらに挑発的に出るなら北南軍事合意書も破棄する特段の対策まで予見している」と警告した。2018年9月に南北が署名した軍事合意書は軍事境界線付近の緊張緩和をうたっている。

バイデン米政権に対しては「今後4年間、穏やかに過ごしたければ、初めから面倒な仕事をつくらない方がよい」と言及した。17日には米国のブリンケン国務長官とオースティン国防長官が訪韓する予定で、けん制する狙いもあるとみられる。

韓国国防省の報道官は16日の記者会見で、「定例であり、防御的な性格の訓練だ」との見解を示した。南北の軍事合意は朝鮮半島の安定に寄与していると指摘し「北朝鮮に対話を通じた問題解決を呼び掛けている」と述べた。

米韓合同軍事演習は18日まで実施される。今回はコンピューターシミュレーションを活用した指揮所演習のみ実施し、野外機動訓練は3年連続で見送られた。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン