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中国、コロナ陰性証明書の携帯義務付け 入国時に紙で

【大連=渡辺伸】日本や米国などにある複数の中国大使館は15日、中国入国時に求めている新型コロナウイルスに対するPCR検査の陰性証明書について、電子版ではなく紙に印刷して携帯することを17日から義務づけると発表した。2022年12月27日の通知では「報告書のフォーマットは指定しない」としていた。入国時の水際対策を厳格にした形だ。

出発前48時間以内の検査結果が必要。自宅で行う抗原検査は認めず、PCR検査を義務づけた。出発地で飛行機に乗客が乗る前に航空会社が陰性証明書を確認し、なければ搭乗できない。陰性結果を入管当局のサイトなどで申告することも要求した。

中国入国時には、入管当局が陰性証明書の有無を確認する抜き取り検査を行う。発熱などの症状がある人には検査を実施し、陽性者には自宅隔離などを要求する。

中国政府は1月8日、外国からの入国者に対する隔離を撤廃した。その後も陰性証明の持参は義務づけていた。

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