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ソフトバンクG、韓国旅行予約サイトに出資 1870億円

韓国の旅行予約サイト「ヤノルジャ」は、旅行プラットフォームを目指す(同アプリのトップページ)

【ソウル=細川幸太郎】韓国旅行予約サイト運営のヤノルジャは15日、ソフトバンクグループ(SBG)傘下のファンドから17億ドル(約1870億円)の投資を受け入れたと発表した。ヤノルジャは資金を活用して海外展開を急ぐ。SBGの韓国企業への投資案件では、ネット通販大手のクーパンに次ぐ規模となる。

SBGの「ビジョン・ファンド2号」から17億ドルを拠出する。ヤノルジャとSBGは出資比率を明らかにしていないが、韓国メディアによると20~30%程度とみられる。

旅行予約サイトのヤノルジャは2005年に事業を開始。20年の単体売上高は1920億ウォン(約185億円)規模だ。これまでシンガポールの政府系ファンドのGICや、米同業大手のブッキング・ホールディングスなどが同社に出資している。

ヤノルジャの強みは、宿泊だけでなく交通手段やレストラン、レジャーなど幅広い旅行オプションを集約しており、利用者の趣向に合わせた旅行プランを提案する点だ。ビッグデータをもとに人工知能(AI)が顧客一人ひとりに最適なパッケージ旅行を組み上げる。同社のAIエンジンは自社サイトだけでなく、他社サービスにも採用されているという。

SBGからの資金を得て、予約対象施設を韓国から世界に広げる計画だ。ヤノルジャは「旅行スーパーアプリとして、グローバル旅行プラットフォームを構築する」としている。

韓国ではネット通販大手のクーパンがSBGからの出資を元手に急成長し、3月にニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場を果たした。ヤノルジャも上場準備を進めている。

SBGにとって2号ファンドは自社の資金のみで運用している。2号ファンドの出資枠は400億ドル(6月23日時点)で、3月末から2倍に拡大。AI関連のユニコーン(評価額10億ドル以上の未上場企業)やその予備軍への投資を加速している。

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