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マカオ、カジノ規制強化案 ウィンやサンズの株価急落

【香港=木原雄士】マカオ政府がカジノ運営会社の規制を強化する方針を示し、15日の香港株式市場で関連株が急落した。永利澳門(ウィン・マカオ)は一時前日比34%、金沙中国(サンズ・チャイナ)は同33%下げた。当局による経営監視が強まるとの警戒が広がった。

マカオは中国国内で唯一賭博が合法。マカオ政府は米系を含む6社にカジノの運営免許を付与している。14日にカジノ法改正に向けた草案を発表し、現在最大25年の免許期間の短縮や、マカオ住民の株式保有比率の引き上げなどを示唆した。

最大の焦点である免許数への言及を避けた。「現行の免許数の6は変わらない」(モルガン・スタンレー)との見方が多いものの、政府が経営監視要員を企業に送り込むなど業績にマイナスになると受け止められた。

関連株は全面安の展開だった。株価の下げ幅はMGM中国が一時27%、澳門博彩控股(SJMホールディングス)が同25%に達した。中国当局はかねてカジノを使ったマネーロンダリング(資金洗浄)や国外への資金流出を警戒していた。習近平(シー・ジンピン)指導部が「反腐敗運動」を進め、一時的にカジノ収入が大きく落ち込んだことがある。

マカオはカジノ産業に税収や雇用を依存している。政府はカジノ以外のリゾート施設を増やして観光客を呼び込む方針を示しているが、新型コロナウイルスで思惑通りに進んでいない。

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