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BTS無料コンサート、4900万人超が視聴 万博誘致をPR

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【ソウル=細川幸太郎】K-POPアーティスト「BTS(防弾少年団)」が15日に韓国南部・釜山市で開いたコンサートで、オンライン視聴者の数が世界229カ国・地域の計4907万人に上ったことが16日、わかった。世界でも例のないアクセス数で、一部でサーバーがダウンする障害も発生した。

BTS所属事務所のHYBEが16日明らかにした。ライブは2030年の国際博覧会(万博)を釜山市に誘致するためのPR活動の一環として無料で視聴できた。

BTSは2時間余りのライブで、アンコール含めて19曲を熱唱した。コンサートが開かれたアシアードスタジアムには約5万人が集まり、釜山市内のパブリックビューイング2カ所でも約1万2000人がコンサートを楽しんだ。新型コロナウイルス感染症による入境制限が解消されたことで日本をはじめ世界中からBTSファンが釜山に集まった。

HYBEの運営サイト「ウィバース」で配信したライブストリーミングでは、無料ということもあり、視聴者が爆発的に増えた。4907万人は韓国の総人口並みで、229という国・地域数は国連加盟国数を上回った。視聴者数はアクセスのあったアカウントを数えているため、ひとつのアカウントで友人や家族らと一緒に視聴することもあり、実際の視聴者数はさらに多かった可能性がある。

BTSは「2030釜山万博」誘致の広報大使を務めている。最年長メンバーが年内に兵役の入隊期限を迎えることから、当面7人のメンバー全員がそろうコンサートは難しいとの見方もあり、これまでのコンサート以上に注目を集めていた。兵役免除の議論はあるものの、まだ結論は出ていない状況だ。

HYBEによると公演費用は70億ウォン(約7億円)ほど。釜山市のほか現代自動車やSK、ロッテ、ネイバーなどの協賛企業、中継配信した放送局などが負担したという。日本企業ではJTBも協賛しており、1000人分の会場チケットを組み込んだ釜山旅行ツアーを販売した。

22年3月にソウル市で開催した3日間のコンサートでは、世界191カ国・地域から246万人が有料で視聴した。入場チケットのほかオンライン配信などで100億円超を売り上げていた。今回の釜山公演ではチケットや配信の売上高はないものの、グッズ販売などでHYBE側は一定の収益を得られるもようだ。

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