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中国、「最後の晩餐」なぞらえG7風刺 ネットに拡散

中国のネットで出回るG7の風刺画(環球時報英語版のサイトより)

【北京=羽田野主】中国のインターネット上で、主要7カ国首脳会議(G7サミット)をレオナルド・ダ・ビンチの「最後の晩餐(ばんさん)」に模した風刺イラストが広まっている。米国を中心に、対中圧力を加える西側諸国などを皮肉っている。

題名は「最後のG7」。イラストではイエスとその弟子の代わりに、各国の国旗をあしらった帽子やターバンをかぶる動物たちが話し合っている様子を描写している。テーブルには中国の地図が描かれたケーキが置いてある。

真ん中に座るのは白頭ワシの米国だ。テーブルの上で米ドル札を印刷しているが、原料はトイレットペーパーだ。米国の2つ左隣は、日本になぞらえた秋田犬が参加者のグラスに緑色の液体をそそいでいる。

中国共産党系メディアの環球時報(英語版)の解説によると、液体は福島第1原子力発電所の処理水という。ドイツの黒ワシとフランスの鶏はテーブルの両端に座り、米国と距離をとっている。

G7メンバーではないが米国と対中で連携する国も描かれている。テーブルの横では点滴を受けるゾウがうずくまっている。新型コロナウイルスが流行するインドを皮肉った。オーストラリアを表現したカンガルーは目がうつろだ。左手で米国が印刷するドル札に手を伸ばす一方で、中国の国旗がついた点滴につながれている。中国経済への高い依存度をやゆしたとみられる。

中国では最近、他国を皮肉った風刺画がネットで出回っている。中国外務省が4月末に葛飾北斎の浮世絵「富嶽三十六景神奈川沖浪裏」のパロディー画をツイッターに投稿。東京の在日中国大使館も米国を死に神になぞらえて批判する風刺画を公式ツイッターに投稿し、その後削除している。

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