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中国新築住宅、8月の値上がり都市減少

中古物件では値下がり都市が値上がり都市を上回った(上海市)=ロイター

【北京=川手伊織】中国国家統計局が15日発表した2021年8月の主要70都市の新築住宅価格動向によると、前月比で価格が上昇した都市の数は46で、7月から5減った。中古物件では値下がり都市の数が値上がり都市を上回った。当局が不動産投機を抑えるため導入した、住宅ローンやマンション取引の規制の影響が広がっている。

新築物件の値上がり都市が減少するのは3カ月連続だ。前月比で下落したのは20都市で、7月から4増えた。横ばいは4都市で1増えた。70都市全体の伸び率を平均すると0.2%だった。5月を直近のピークに鈍化している。

都市別に見ると、北京、上海、広州、深圳の「1級都市」のマンション価格は平均で前月を0.3%上回った。広州が下落に転じ、上昇率は7月の0.4%から縮まった。省都クラスの「2級都市」は0.2%上昇、それ以下の「3級都市」は横ばいだった。いずれの伸びも7月から鈍った。

取引価格が比較的自由で市場の需給を反映しやすい中古物件では、34都市で価格が下落した。7月より8増えた。値上がりしたのは14減り27都市にとどまった。価格が下落した都市の数が上昇した都市を上回るのは新型コロナウイルスが直撃した20年2月以来となる。

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