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グラブ、マレーシアのスーパー買収 宅配事業の強化に

【シンガポール=中野貴司】東南アジア配車最大手のグラブはマレーシアの高級スーパー、ジャヤ・グローサーを買収すると発表した。小売事業に自ら参入することで、配車と並ぶ主力の宅配事業を強化する狙いだ。

2022年3月末までにジャヤ・グローサーの全ての普通株と優先株の75%を取得する。買収額は非公表だが、地元紙のザ・エッジは創業家から15億~18億リンギ(約400億~480億円)で買い取る見通しだと報じている。グラブがスーパーを買収するのは初めて。

グラブはこれまで東南アジア各国の地元スーパーなどと提携し、食品や日用品の宅配を手掛けてきた。食事宅配も含めた宅配事業の21年7~9月期の流通総額(GMV)は前年同期比で63%増加し、伸び悩む配車のGMVを大きく上回った。

首都クアラルンプール近郊を中心に40店舗を持つジャヤ・グローサーの買収によって、宅配の品ぞろえを拡充し、顧客数の増加につなげる。マレーシア以外でも今後、小売事業への参入を検討するとみられている。

グラブは2日、特別買収目的会社(SPAC)との合併によって、米ナスダック市場に上場した。SPAC合併案件として過去最大の上場となったものの、直近の株価は合併前の株価に比べ3割以上低い水準に沈んでいる。上場時に調達した資金を活用して積極的なM&A(合併・買収)に乗り出し、投資家からの評価を高めたい考えだ。

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