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中国生産7.5%増、1~2月 足元ではコロナで都市封鎖も

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【北京=川手伊織】中国国家統計局が15日発表した2022年1~2月の主な経済統計によると、工業生産は前年同期比7.5%増えた。21年6月以来の大きさとなった。自動車や産業ロボットが全体を押し上げた。ただ3月に入り新型コロナウイルスの市中感染が急拡大している。事実上の都市封鎖など移動制限が景気回復の足かせになるとの見方が増えている。

主要産品の生産量をみると、自動車は11%、産業ロボットは3割それぞれ増加した。昨年12月より伸びが拡大した。一方、鋼材は6%、セメントは18%それぞれ減った。

年明けの生産は一部地域で新型コロナ対策の移動制限で物流が混乱した。北京冬季五輪を前に大気汚染を防ぐため、周辺の工場稼働も制限を受けた。ただ全体の生産への影響は限定的だった。

百貨店やスーパー、電子商取引(EC)などの売上高を合計した1~2月の社会消費品小売総額(小売売上高)は6.7%上回った。21年7月以来の高い伸びとなった。全体の1割を占める飲食店の収入が9%増とプラスに転じた。自動車販売も4%増えた。

1~2月の固定資産投資は12.2%増加した。このうちインフラ投資は8%増えた。地方政府の公共投資が動き出した。マンション建設などの不動産開発投資は3.7%のプラスだった。

年明けの景気持ち直しが続くかは不透明な部分がある。3月に入り、新型コロナの市中感染が急速に広がり、広東省深圳市などは事実上の都市封鎖に踏み切った。モルガン・スタンレーは22年1~3月の実質国内総生産(GDP)の前年同期比増加率を従来予想の4.5%から3.9%に引き下げた。

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