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吉利、高級車ポールスターの「空箱」上場検討

浙江吉利控股集団傘下のポールスターは高級EVの製造販売を担う(上海市の店舗)=ロイター

【広州=川上尚志】中国民営自動車大手の浙江吉利控股集団が、傘下の高級車メーカーのポールスターを特別買収目的会社(SPAC)を通じ米国で上場させる検討をしていることが14日までに分かった。現在約70億ドル(約7600億円)とされるポールスターの企業価値を約400億ドルに高める方針という。

米紙ウォール・ストリート・ジャーナルが関係者の話として報じた。吉利はまず6月末までに資金調達によってポールスターの企業価値を約200億ドルまで高めた後、SPACとの合併を通じて約400億ドルに引き上げ、上場させることを検討しているという。

ポールスターは欧州への輸出に力を入れており、資金を手厚くして販売拡大などにつなげる狙いとみられる。具体的な上場先や時期、目標とする調達額などは明らかになっていない。

ポールスターは米テスラへの対抗を狙った吉利の高級車の戦略ブランドで、スウェーデンのボルボ・カーを通じて買収した。ポールスターは設計を本社があるスウェーデン、製造は中国で手掛け、電気自動車(EV)の「ポールスター2」を欧州などに輸出している。

吉利はこのほか、米ナスダックへの上場で3億ドルの調達を目指すSPACに対し、出資することも検討しているという。吉利は報道に対し「資金調達や資本構成については定期的に見直しをしている。メディアの噂や臆測にはコメントしない」としている。

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