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NZ中銀、国債購入を停止へ 経済回復受け

NZ準備銀行のオア総裁=ロイター

【シドニー=松本史】ニュージーランド(NZ)準備銀行(中央銀行)は14日、新型コロナウイルスによる経済混乱を受けて導入した国債買い入れについて、23日までに追加購入を停止すると発表した。国内で感染を封じ込め経済の回復が進んでいることから、金融政策の正常化に踏み出す。

政策金利は過去最低の0.25%に据え置いた。中銀は声明で「7月23日までに大規模資産購入(LSAP)プログラムに基づく追加の資産買い入れを停止する」と述べた。NZ経済については「経済活動全体では、新型コロナ前のレベルを上回っている」と指摘、好調な個人消費が今後も続くとの見通しを示した。

量的緩和政策はカナダ銀行(中銀)が4月、オーストラリア準備銀行(同)が今月にそれぞれ縮小を決定している。NZ中銀は声明と併せて公表した金融政策委員会の要旨で「(2020年3月に導入した)LSAPプログラムは有効な政策手段であったが、市場の状態や機能はプログラム開始当初から大きく改善した」との指摘があったと明かした。

NZ中銀は5月、22年9月終わりまでに政策金利が0.5%になり、23年末には1.5%になるとの予測を示した。14日の決定を受け市場では「利上げ開始時期は22年5月と見込んでいたが早まる可能性がある」(英調査会社キャピタル・エコノミクスのマーセル・ティエリアント氏)との見方が強まっている。

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