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スズキ、インド新工場に1830億円 生産能力25万台

【ムンバイ=花田亮輔】スズキ子会社でインド乗用車最大手のマルチ・スズキは13日、インド北部ハリヤナ州に新工場を建設すると発表した。まず1100億ルピー(約1830億円)を投じて、2025年に生産能力25万台の工場として稼働する。追加投資で、さらに周辺で工場を増やす計画もあるという。

スズキは現在、ハリヤナ州と西部グジャラート州に四輪工場を持つ。既存工場も操業を続ける予定で、今回明らかにした工場新設により、インドの四輪年産能力は現在の225万台から250万台に増える見通しだ。同社は生産能力は明らかにしていないものの、3月には25年以降の稼働を目指してグジャラート州での電気自動車(EV)や電池生産に、1044億ルピーを投資する方針も発表していた。

スズキは世界販売台数のうちインドが5割を占める収益の柱だ。インドでは22年3月期に前の期比3%増の136万台を販売し、今期も1割増を見込むなど堅調だ。インドでは近年EV販売が増えており、スズキも25年までに発売する予定だ。インド政府は30年にEV販売の比率を30%に引き上げる方針を掲げている。マルチ・スズキはハリヤナ州の新工場で造る車種などを明らかにしていないが、EV生産に充てる可能性もある。

現在インドのEV販売では、地場大手のタタ自動車や韓国の現代自動車が先行している。マルチ・スズキの竹内寿志社長は4月の日本経済新聞などのインタビューで、今後EV販売の比率が高まればハリヤナ州も含めて「どこの工場でも生産することになる」と話していた。

インド自動車工業会(SIAM)によると、同国における21年度の乗用車販売台数は306万台で、スズキのシェアは43%だった。インドではトヨタ自動車のインド法人が7日に、同国での電動化対応などに向けて480億ルピーを投じると表明した。

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