ミャンマーを見捨てない 日本人起業家がつなぐ希望
ヤンゴン=新田裕一
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国軍が起こした2月のクーデターで混乱に陥ったミャンマーで、事業を続ける日本人の起業家たちがいる。インターネットの遮断や資金調達難、治安部隊からの圧力など、いや応なしに向き合わざるを得ない問題に直面しつつ、なお現地に残り続けるのはなぜか。共通するのは「ミャンマーの将来を担う次の世代に何かを残したい」との思いだ。
混乱期だからこそ事業を継続
「混乱期だからこそ食料や日用品を安定して届けることに価値が...
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