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中国国有航空2社、米上場廃止を申請 中国南方航空など

【広州=比奈田悠佑】中国の国有航空会社、中国南方航空と中国東方航空は13日、米国株式市場での上場廃止を申請すると発表した。監査情報を巡る米中当局の交渉難航などにより、中国国有企業は相次ぎ米上場の廃止を申請している。

2社はそれぞれ、米国に上場する米預託株式(ADS)の廃止などを申請する。ともにADSの最終取引日は2月2日前後になる見通しだ。

いずれも上海証券取引所や香港取引所に株式を上場しており、今後の資金調達に大きな影響は生じないとみられる。中国南方航空は「(上海と香港の2つの取引所は)当社の通常業務の資金需要を満足させている」と説明する。

米国に上場する中国企業を巡っては、米当局が適切な会計監査が行われているかについて確認を求めてきた。一方で中国当局は国家安全保障に関わる情報が流出しかねないと反発していた。中国南方航空は「内部統制要件および義務の順守に関連する費用が多額になる」としている。

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