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米アパレル大手、香港拠点を移転へ 上海とシンガポール

VFコーポレーションは「ザ・ノース・フェイス」などで知られる=AP

【香港=木原雄士】「ザ・ノース・フェイス」などで知られる米アパレル大手VFコーポレーションは香港に置くブランドやサプライチェーン(供給網)の拠点を中国の上海とシンガポールに移転すると発表した。4月以降、1~1年半かけて実施する。香港では900人を雇用しているが、小売り拠点が残るだけになる。

ブランド管理を上海、サプライチェーンの拠点をシンガポールにそれぞれ移す。マレーシアのクアラルンプールにもサービス拠点を設ける。中国本土は消費をけん引する中間層が増える見込み。上海へのシフトによって「中国の消費者とより強力で緊密な関係を築く」狙いがある。

香港は中国本土と隣接する貿易ハブとして、欧米のアパレルやブランド大手が拠点をおいてきた。最近は中国本土のビジネスが急拡大し、香港の人員を本土にシフトさせる動きが出ている。香港メディアによると、イタリア高級ブランドのヴェルサーチやフェンディも香港から本土へのシフトを進める。

2019年の大規模デモに続く20年の香港国家安全維持法の施行で、香港事業を縮小する外資系企業が目立っている。米運用大手バンガード・グループも昨年、香港から撤退し、中国本土事業に注力する方針を示した。

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