/

韓国物流スト、損失額は6日間で1660億円 産業省試算

【ソウル=細川幸太郎】韓国で物流業者のストライキが全国規模に拡大している問題で、産業通商資源省は13日、物流停滞によって6日間の損失額が1兆5868億ウォン(約1660億円)にのぼると発表した。労組側は韓国国土交通省に運送業者の保護措置の延長を求めるが現時点で交渉は中断しており、スト解消の見通しは立っていない。

7日のスト開始から12日までの物流停滞で、現代自動車などの自動車生産が5400台分、ポスコの鉄鋼生産が45万トン分の生産機会が失われた。石油化学やセメント、タイヤの生産拠点でも製品を出荷できず操業中断が続いているという。

ストは、強硬労組として知られる全国民主労働組合総連盟傘下で運送業者らが加盟する貨物連帯本部が呼びかけ、自営業者ら小規模な運送業者が参加している。韓国では運送業者への適正な運賃支払いを保証する「安全運賃制」が年末に期限を迎えるため、貨物連帯は国交省に対して同制度の期限撤廃と保証拡大を求めている。

貨物連帯と国交省はこれまで4度協議したが交渉はまとまらず13日に中断。国交省は「今後も事態解決に持続的に対話していく」とするが、貨物連帯は「対話中断で一層強力な闘争を続ける」とスト続行を強調する。

韓国では大手運送業者から委託を受けた自営業者らが物流の末端を担う。自営業者らの価格交渉力は弱く、足元のガソリン価格の上昇が直撃して廃業するケースも出ている。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

関連企業・業界

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン