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BOE、21年1~3月期の純利益9倍 パソコン需要増で

京東方科技集団(BOE)の綿陽工場

【北京=多部田俊輔】中国パネル最大手の京東方科技集団(BOE)は12日、2021年1~3月期の純利益が50億~52億元(約840億~約870億円)と前年同期の9倍になったとの見通しを発表した。新型コロナウイルスの感染拡大でパソコンやテレビの需要が増え、20年12月期の通期の純利益に相当する規模まで拡大する。

増益について、BOEは「在宅での勤務や娯楽を楽しむ市場が拡大しているほか、20年下期に業界再編に積極的に参加し、製造ラインの買収に成功して布陣を改善し、競争力の優勢を固めた」と説明している。

20年12月期は売上高は前の期比16.8%増の1355億元、純利益は2.6倍の50億元。新型コロナの感染拡大で1~3月期は苦戦したが、売上高の約4割を占めるアジアがけん引して四半期ごとに業績を拡大。10~12月期で通年の純利益の過半を稼ぎ出した。海外でもコロナの影響で安価な中国製の大型パネルの人気が高まっているという。

BOEによると、20年12月期のスマートフォンの液晶画面、タブレット、ノートパソコン、モニター、テレビ向けの出荷量で世界1位だった。有機ELパネルの出荷量も前の期の2倍以上に増えたことを明らかにした。

中国のパネル産業の再編を巡っては、BOEは中国国有の電機大手、中国電子信息産業集団(CEC)グループが保有する江蘇省南京と四川省成都の液晶パネル工場2カ所を買収した。再編によって、メーカー間の価格競争が落ち着いたことも収益拡大につながったとの見方が多い。

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