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サムスントップ仮釈放 李在鎔氏「国民に申し訳ない」

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【ソウル=細川幸太郎】韓国サムスン電子トップの李在鎔(イ・ジェヨン)副会長が13日午前、仮釈放された。ソウル拘置所の正門前で報道陣の質問に応じた李氏は頭を下げ、「国民に申し訳ない」と話した。出所はしたものの経営復帰には一定の制限が課される見通しだ。

李氏は報道陣に国民への言葉を促され、「国民の皆さんに大きな心配をかけて本当に申し訳ありません」と謝罪。その上で「私に対する非難、懸念、大きな期待を聞いています。一生懸命やります」と話した。報道陣の前で30秒ほど立ち止まった後、迎えの車に乗って拘置所を後にした。

李氏は1月18日のソウル高裁での差し戻し審で実刑判決が出て法廷拘束されて以来、約7カ月ぶりに釈放された。3月には虫垂炎で緊急手術を受けて約1カ月入院し、約7キロ痩せたという。李氏はダークグレーのスーツ姿で、終始無表情で淡々としていた。

李氏は2017年2月に朴槿恵(パク・クネ)前大統領らへの贈賄容疑で逮捕され、一審で有罪判決を受けて収監。18年2月の二審で執行猶予となり釈放されたものの、21年1月には再び実刑判決を受けて収監されていた。懲役2年6月の刑期のうち1年ほどを残して仮釈放を受けた。

ただ、拘束前のようにすぐに経営に復帰できるわけではない。仮釈放された受刑者は保護観察下となり、就業制限や海外渡航制限が課される。これら制限なく経営復帰するためには法務省の承認が必要となることから、財界からは特例措置を求める声があがっている。

韓国では毎年、日本の植民地支配からの解放を祝う8月15日の光復節の祝日に合わせ、受刑者の一部の赦免や仮釈放を実施する。今年は15日が日曜のため13日に仮釈放を実施した。

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