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中国CATL、1兆円増資 車載電池の増産に充当

(更新)
中国CATLは車載電池の大規模な増産投資を続けている(福建省の研究拠点)=ロイター

【広州=川上尚志】中国の車載電池最大手、寧徳時代新能源科技(CATL)は最大で582億元(約1兆円)の増資を実施すると発表した。2020年以降、合計1000億元規模の増産投資の計画を公表済みで、今回の増資で調達する資金で充当する。電気自動車(EV)向け電池の需要急増に対応し、韓国LG化学などの競合を引き離しにかかる。

証券会社など特定機関を対象に新株を発行する形で増資する。調達資金のうち419億元を、福建省、広東省、江蘇省での合計5件の電池工場の新増設に充当する。

中国の大手証券会社によると、CATLの20年末時点の電池生産能力は合弁工場も含めて117ギガワット時だった。これが21年に195ギガワット時、25年には592ギガワット時と大幅に増える見通しだ。

今回の増資では電池のほか、新エネルギー関連の先進技術の開発や運転資金に163億元を充てる。増資の発表文書で「一段と生産能力を拡大し、急速に伸びる需要を満たし、業界内での地位を固める」と説明した。

CATLは20年2月に最大260億元、同年12月に最大390億元、21年2月には最大290億元の電池の増産投資の計画を発表していた。

韓国調査会社のSNEリサーチによると、20年のEV向け電池の世界シェア(出荷容量ベース)はCATLが26%で首位だった。2位はLG化学で25%、3位はパナソニックで17%。SNEリサーチは1月時点で、CATLの21年のシェアは30%まで高まると予測する。

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