東南ア、21年成長率下振れも インフレやワクチン遅れ
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【マニラ=遠藤淳】東南アジア主要6カ国の2020年の実質国内総生産(GDP)が16日までに出そろった。新型コロナウイルスの影響で5カ国が実質でマイナス成長に落ち込んだが、ベトナムは2.91%のプラス成長を確保した。21年は6カ国とも急回復を見込むが、ワクチン接種が遅れれば、いずれも下振れする可能性がある。
各国政府は21年、最大で7%程度の実質プラス成長を目標に掲げる。だが、景気の先行きを占うワク...
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