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中国CATL、ハンガリーにEV用電池工場 1兆円投資

【広州=川上尚志】車載電池の世界最大手、中国の寧徳時代新能源科技(CATL)は12日、ハンガリーで電気自動車(EV)など向けの車載電池の工場を新設すると発表した。投資額は最大73.4億ユーロ(約1兆円)。同社はドイツとインドネシアでも電池工場の新設計画を進めており、中国国外では3カ所目となる。

ハンガリーの主要都市、デブレツェンに設ける。経済開発区の221ヘクタールの敷地に、100ギガワット時の生産能力を持つ拠点を建設する。2022年中に着工し、5年超かけて完成を目指す。同社は同日、日本経済新聞に「欧州の中心で、自動車メーカーが集まるハンガリーに工場を設けることで、顧客の要望に速やかに対応できる」とコメントした。

独メルセデス・ベンツグループも同日、「CATLのハンガリー工場から電池の供給を受ける初のパートナーになる」と発表した。CATLは独フォルクスワーゲン(VW)など、他の欧州車メーカーにも供給を広げる計画とみられる。

CATLは中国以外では初となる電池工場を、独中部チューリンゲン州に建設しており、22年末にも量産を始める予定だ。投資額は最大18億ユーロを見込む。22年4月にはインドネシアでも工場を新設する計画を発表した。現地企業と共同で最大60億ドル(約8000億円)を投じて26年までの完成を目指している。

このほか米メディアは8月上旬、CATLが北米で数十億ドルを投じる電池工場の建設計画を9~10月にも発表する見通しだと報じている。

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